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ものを対象にしない

日本語は英語に比べると、ロジックがあいまいな言語のようです。そのため英語で論文を書くときには、論理の飛躍がないように特に注意しなければなりません。たとえば、日本語では「タンパク質を調べる」とか「遺伝子に関与する因子」などとつい書いてしまいそうです。しかし、論理的に考えてみたら「タンパク質の役割を調べる」あるいは「遺伝子の調節に関与する因子」であって、タンパク質や遺伝子そのものを調べるのではない場合が多いことに気づくでしょう。
以下の例文のような場合です。

We examined the role of Sox2 protein in ES cells.
(われわれは、ES細胞におけるSox2タンパク質の役割を調べた)

We sought to identify transcription factors that are involved in the regulation of hypoxia-inducible genes.
(われわれは、低酸素誘導性遺伝子の調節に関与する転写因子を同定しようと努めた)

このようにたいていの場合、examined Sox2 proteinやinvolved in hypoxia-inducible genesとはならないはずです。

実際によく使われる用例を調べてみても

examined the effects of 1016   (数字は出現回数)
examined the role of 818
examined the ability of 315
examined the expression of 261
examined the relationship between 181

involved in the regulation of 718
involved in the pathogenesis of 295
involved in the control of 201
involved in the development of 184
involved in the formation of 155

のような例文が多く見られます。研究対象そのものではなく、その機能や現象を調べたのであれば、そのことを明確に書かなければなりません。


情報源:WebLSD
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テーマ : 英語 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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